名前 ハイヤーセルフ リディアさん 補足 飛んで行ったカジュはアロフさんの洞窟の前でピチューと呼びかけました。 ちょっと眠そうな彼が奥から出ててきて「こんにちは」と私が挨拶すると、彼もにっこり。 「今日はハイヤーさんのところへ案内して頂けますか?」と言うと、 アロフさんは洞窟の奥に取って返し、ウキウキと何かを口に咥えて 来ました。 ![]() 「猫じゃらし?モケモケ?何ですかそれ?」それは白い百合の蕾でした。 私達はアロフさんの背中に乗り、空に向かいました。 普通の空だったのですが、中空に 縦の割れ目が見え、その空の裂け目の中に飛び込むアロフさん。 中は黒いというより、 多色の濃い色がマーブリングのようにうごめいています。 空間の両側には開いたドアがいっぱい並んで浮いていたのですが、 アロフさんはどのドアにも関心を向けず、まっすぐ奥に飛んで行ったので 「ドアに入らないのですか?」と一応聞くと「入らない」と言われました。 先に白い光が現れ、その放射状の光の先の方が、青く鋭く輝いている感じでした。 彼はそこに飛び込みました。中の空間の印象は水色(ターコイス)と波紋…少し鋭い波紋。 「>>>><<<<」矢印みたいな波動…模様を感じました。 アロフさんの周り…天井まで、イラストの背景にある、回路のような文様で覆われていす。 着地したアロフさんが、地面に咥えてきた百合をそっと置くと、蕾がほころび花が咲きました。 遠くからシャンと鈴の音がして、手と足首に鳴り物の飾りを付け、 長いリボンを結んだ人が優雅に歩いてきます(全身画)。 足や手から見えて来たので、アロフさんに「ハイヤーさんですか?」と聞くと、彼は激しくコクコク(YES)。 薄布をまとったハイヤーさんの顔の印象は、清楚で聖母さまみたいに少し女性性をそいだようでいて、 色気があるという複雑な感じがしました。 瞳は周りの背景と同じ。ターコイスブルー、髪は白銀色です。 ハイヤーさんが「アロフ」と呼ぶと、彼はいつもの巨大なサイズとはうって変わって、 普通の梟サイズよりもさらに小さな姿に成り、ハイヤーさんの 傍に飛んで行き、 幸せそうに抱っこされていました。 ![]() 二回目の訪問時、またアロフさんと 共に、空の次元の裂け目に吸い込まれると、 中は一回目と様子が変わっていました。 やさしい闇の中、奥からキラキラした星が、 舞いながら流れてきます。でも宇宙っぽくない 雰囲気でした。 奥に横の切れ目みたいな光が見え、それはまるで眠っていた瞳が目覚めたようにゆっくり開いてゆきます。 丸く開いた光の真ん中に薄く青い太陽が見え、その光から「アロフ」とテレパシーっぽい言葉が感じれたので、 まさかハイヤーさんの瞳なのかなと一瞬思いました。 その青い太陽は暖かで アロフさんはそこへ飛び込みました。 アロフさんが着地しようとしたその地面も変わってしまっていて、 全面巨大な百合の花・花・花で満ち溢れていたのです。 一回目彼が地面に置いた花が増えたようです。 花にとまるアロフさんがすごく小さく見えるほどの巨大な百合の群れに圧倒されていると、 カジュがぴちゅと私を呼び ハイヤーさんが来たことを知らせてくれました。 鈴の音が聞こえ、ターコイスのあの回路のような壁(スクリーン)から、 巨大な手が出てきて、アロフさんを花びらの上から指にすくいました。 (花とハイヤーさんとのサイズは、現実での花と人間対比と同じ感じです) 私達の普通の手に載せた場合で表現すると、アロフさんは1cmくらい。 ![]() ハイヤーさんは花の大地に肘を付く感じで、アロフさんの頭をクリクリと撫でながら 「アロフがくれた花がいっぱい増えたわよv」とお礼を言っておられました。 巨大でお話ししにくいので、ハイヤーさんにお願いして、普通の人間サイズになって頂きました。 普通サイズでも、ハイヤーさんは私より頭3っつくらい高く 2m半はありました。 そしてハイヤーさんは踊りを見せてくださったのです。 その踊りは、肘を曲げて四角を作るような動きで、観ていると「機構、律動」という 印象がきました。 前にくくってあるショールを解いて手に持ち、リボンのように使用しておられました。 その間に衣服の詳しい模様や装飾の色を見せて頂き、服の模様も背景と同じだったので、 やはりこの四角い模様はハイヤーさんのエネルギーの形ではないかと思いました。 踊り終っ後ハイヤーさんは、カジュとアロフさんを手に止まらせ「二人共可愛いわねv」と 可愛がってくださいました。この時アロフさんとカジュは同じサイズになっていて… この空間はどんどん好きにサイズ変更が出来る空間のようです。 可愛がられている最中のアロフさんに、ハイヤーさんに送った花がなぜ百合なのか聞くと、 目を剥いた顔で振り向かれ「とーぜん!!」と言われ、後でお聞きするとハイヤーさんに 一番似つかわしい花だと言う意味だったようです。 三度目伺うと、ハイヤーさんは映画の登場人物のように、 背景である四角い模様の壁(スクリーン)の中におられました。 呼び出すと、私達が居る巨大な百合の花畑の方に来てくださる感じです。 ハイヤーさんに「どうして向こう側にいるのですか?」とお聞きすると 「私はこの中を通る、純粋なエネルギーだから」と言われました。 アロフさんは、そのスクリーンの中には入らない感じです。こ の模様について調べてみると、古代から様々な国(中国やギリシャ・ケルト)で 使われていた「雷文(らいもん)」と言う雷や光を表わす模様でした。 それは卍模様とも関係が有るとハイヤーさんに言われました。 東洋でも光ですが、ギリシャではこれは太陽を表すそうで 卍をつないだ文様は太陽の恩寵が無限に続く吉祥文だそうです。 |