名前 アイシャさん 補足 はじめカジュが向かったのは・・・・ 以前の再訪時にフリーデリーケさんがいらっしゃった円形の花畑。 でも以前と違うのは、その円形の場所が下から光り輝いていたことです。 下からの白い光に照らされて立つフリーデリーケさんに、カジュは飛びつき、 ひとしきり彼女との再会を喜びあってから、 ハイヤーさんの所へ案内して頂くことになりました。 彼女は、円形の光る場所の周りの暗闇を右奥に進みました。 足元が見えないくらいの暗闇を進むと下に降りる階段がありました。 降りていくうちに解ってきたのですが、中世のお城のような石造りの螺旋階段で 所々に明かりが灯してありました。 一番下に辿り着くと、石造りの地下倉庫っぽい雰囲気です。 奥にアーチ型の入り口が開いており先に進めます。 そのアーチをくぐると、天井が一気に高くなり ギリシャの神殿にあるような石造りの高い柱が、ローカにそってズラッと並んでいます。 その先には中世風の木の扉がありました。 ドアを開けると…その中は、像を結ばないグシャグシャとした空間。 私は見えたイメージに驚きました。 何もかもを見失いそうになったので、少し前を進んでいたカジュに迎えに来てもらい 手を繋いで再度フィリーデリーケさんのもとに案内してもらいました。 歪んだ線が行き交うような空間で彼女はしゃがみ、大事そうに光を両手に抱えていました。 「その光がハイヤーさんですか?」とお聞きすると、YESとお返事があり 彼女が持っていた光は左上のイラストのように、ぱっと大きく開きました。 変化した光の玉は、黄色から緑色に輝く無限大の記号のようなエネルギーで ブルブルと激しく左右に動いていました。 しばらく激しく回転し、左右に振れていたエネルギーに フィリーデリーケさんが何か話かけると、その緑のエネルギーは人の姿に変化いたしました。 緑の無限大の形に回っていた縦のエネルギーは羽衣に変わり、激しく横に揺れる姿は、 アクロバットなダンスをするアラビアンな姿の女性に変わりました。 サッと腕を上げてのポーズから、勢いよく逆立ちをし、一回転して着地。 その後も止まることなく、布を使った流麗なダンスが続きます。 緑の羽衣に魅惑されてか(?)カジュが布の端を追いかけます。 その時は動きが早すぎて、まったく顔や服の詳細が見えなかったので、 ダンスシーンを何カットかスケッチし、それを基に全身画を描かせていただきました。 ひとしきりダンスが終わったあと、ハイヤーさんはおもむろに布を地面に クネクネと置かれたので、 停止した緑の布にやっと追いついたカジュが 布の上に満足げに座りに行っておりました。 ダンスが一段落した後、お名前をハイヤーさんに尋ねますと 「アイシャ」という言葉が来ました。 一回目はこんな感じで、姿やお顔までは見れない状態で終了いたしました。 2度目の訪問時もフリーデリーケさんは円形の光の園にいらっしゃって 光をお花のように摘んでおられました。 前回アイシャさんに会いにいった工程を早巻きで進み… また中世の木のドアを開けると、やはり中の空間はグシャグシャしており、 どこにも天地がなく…グニャ〜ンとした状態で、 フリーデリーケさんが立っているところと 私が立っているところが地続きじゃない感じで ちょっと酔いそうな光景です。 (フリーデリーケさんが言うには、この空間は色も無い白黒の空間だそうです) その空間にいるアイシャさんは、また踊っておられました。 首を前後に動かすカクカクという踊りを出だしに 緑の布をこの空間全体に回し 言うなればドーム状の内側に布を張り巡らせてるみたいです。 その行為は、なんだか内側に包帯を巻くというか、繭が出来る工程が思い出されます。 アイシャさんの装飾を細かく見ていくと、頭の横には涙形の水晶が並び 額の金冠は蓮の象形ぽく、その他の装飾も蓮模様が多い気がします。 3度目はフリーデリーケさんがいらっしゃらないな、と思っていたら、 すぐに遠くに見える明るい空間からやってこられました。 その明るい空間に出ると、普通の田舎の草原で、 そこには地面から下に降りる階段が出来ていて 降りてすぐ左手に、アイシャさんがいらっしゃる空間に通じる 中世のドアがありました。 ドアを開けると、以前はグニャ〜っとゆんがんで グシャグシャしていた空間がドームのように、綺麗になっていました。 その緑色の空間の真ん中でアイシャさんが阿修羅像みたいに 手を上げた姿勢でクルクル回っています。その光景はまるで 糸つむぎの 糸巻きみたいだなと感じました。 背景の色のご相談に行ったのですが、 青緑にして欲しいと言われました。 今回はフリーデーリーケさんのスカートも 黄緑かパステルグリーンを指定され 羽衣も緑!全てが、緑づくし! アイシャさんいわく、緑は愛のエネルギーを表しているんだそうです。 最後に訪問すると…繭のような空間にはアイシャさんがおられず、 空間の天井には穴が開いていて、そこから光が差し込んでいました。 上に昇る階段があり、フリーデリーケさんが上に案内してくださった所は、 地面は大理石、両側に神殿のような柱が立っておりますが 遺跡のように屋根はありません。 その先には、まぶしい朝日に照らされ、踊るアイシャさんのシルエットがありました。 |