【トリスタンさん 再訪】
・インナースペースの様子
飛んでいったカジュが降り立った場所は、カジュが完全に隠れるほどの高い草が生えている草むら。
カジュは視界が定かでない草の間を忍者のように駆け抜け、トリスタンさんの足元に着きました。
彼はカジュを片手ですくい上げ、眩しい夕焼けにかざしました(左上イラスト)。
トリスタンさんがいらっしゃる大きな木の向こうは断崖です。
 
彼は持ち上げたカジュを夕日の方に飛ばし…
飛んでいってしまったカジュは、しばらくしてまた彼の手に戻ってきました。
「お久しぶりです」とご挨拶をすると、カジュを肩に乗せたトリスタンさんは
ニコニコ優しい面持ちで、遠くに見える城(?)のような塔に案内してくださいました。
 
塔の前まで草が続いていて「トリスタンさんの家ですか?」とお聞きすると「はい」と 言われました。
 

 
外観は少しムーミンの家を思い出します。
蔓のように巻き付いている部分はハイヤーセルフのソフィーさんの空間にあった
大きな木のすべすべした質感に似ています。
屋根を よく見ると植物で葺かれていて、縁には花が咲いていました。
 
さすがトリスタンさんの家だなと思いました。
彼に促されて中に入ると、一階の足元はふかふかの苔の絨毯。奥は全て ガラス張りの大きな窓。
 

 
焦げ茶色の木の楕円のテーブルに座り お茶を出して頂きました。
お茶には白い花が一輪はいっていました。
 
二回目に伺った時、家の前あたりは草も軽く刈り取られ、入り易く なっていました。
今回は2階以上に案内して頂きました。家の外観で 蔓みたいに巻きついているところは、
階段になっているようです。その螺旋階段を上がり2階に着くと、足元は芝生のような短い草で覆われていました。
 
壁は赤色というクリスマスカラー。壁には全面透明な 棚が固定してあり
棚の一個一個には高級そうな真っ赤なクッションがしつらえてありました。
「これは?」と彼に聞くと「種の寝床(ベット)」というお話でした。
 
クッションの上には 色々な種類の種が一つづつおいてあり、今では絶滅した種まであるみたいです。
コレクション というより、守っている印象がきたので、まさか「トリスタンさんの子供ですか?」
と聞くとYESとNO、両方のお返事…地球全体の植物の精であるトリスタンさんにとっては
ある意味子供達であるのだろうなと感じました。
 
3階に行くと、そこはハイヤーさんのセッションで最初に出た場所でした。(全身画イラスト)
この部屋を構成する一個一個の足元や壁のブロックには
苔や地球創世からの太古の植物がびっしり入っていて時々燐光が輝きます。
 
アーチの向こう側は、ソフィーさんのところ以外にも、どこでも行ける異次元に 通じる道があるようです。
 
 
 
中央部は燐光以外の明かりがないのですが、アーチの 向こうに入ると明るく
そこにも太古からの色々な植物が生えていました。ここの階で 彼の家の中の案内は終わり
 
一階に戻り質問をしたり、ジャケットを脱いだ姿をスケッチさせて 頂いたりしました。
またお茶を入れてくださったトリスタンさんに、カジュはお菓子も欲しいと言って
ハーブクッキーを頂いていました(あつかましくてすみません)。
 
@ソフィー(ハイアー)をどう見ているのか? どんな関係でしょうか?
近寄りがたいですか?一段控えていますか?「NO」 尊敬する?大好き?は「YES」というお答えでした。
ご本人さまがハイヤーさんと接触している時は、その様子を見守っている状態で…
関係としては「パートナー・協力者」。ただ一切恋愛的な要素はない「強力に結ばれた存在」ということです。
 
Aトリスタンはソフィーを抱きしめる事はあるんですか?
トリスタンさんからソフィーさんにハグしにはあまり行かないそうです(時にと…)。
たいていソフィーさんがハグしてくれる感じ。
「ご本人様がもう少しぎゅっと ハグして欲しいとおっしゃっていました」とお伝えしますと、
記憶を手繰るように 目を上に向け「そうか…」という顔をなさり
 

 
ニッコリ笑い「これからそうする」と頷いておられました。
 
・3回目〜以降の訪問時
家から出てこられたトリスタンさんが、ジャケットではなく
白い薄めの、前身頃に編みこみ模様があるカーディガンを着ておられたので
「ラフな姿!」とちょっとびっくりしました。またお茶を頂いたのですが
お茶とともに今度はフルーツやナッツが入ったバターケーキを用意してくださいました
(カジュが次はケーキが欲しいとかリクエストしていたようで…)。
 
「なぜスーツなのですか?」とお聞きすると
彼は何度か人間界で人間に紛れて暮らしていたことがあり、
一番最近が18、19世紀頃だったからこの服装みたいです。
 
いろいろ人間と関わりを持ち、生きてきた精霊で…だからといって人間と結婚はしたことはないそうです。
ふと「エルフ族なのですか?」と質問してみたら「YES」とお返事を頂きました。
エルフとは森の妖精と呼ばれたり、北欧神話のなかでは
自然の豊かさを司る小神族と書いてあったので、なるほどと思いました。