【シュヴァーンさん(麒麟)】
 
インナースペースに向かったカジュが到着したとたん・・・
翼をクチバシにあて「し〜〜〜」、「静かにしましょう」というジェスチャーをしました。
 
「???」何でしょう・・・ひそかに近づいたほうが良いインナーさんなのでしょうか?
言うとおり黙って・・・ひっそりカジュの案内されるまま近づくと・・・・
ドーンと背の高い壁に行き当たりました。
 
「壁が出てきたました!」と私が言ったものですので
「ええ?!」と、ご本人さまを驚かせてしまいました。(笑)
 
それはそれは大きい山を、とうに越えるような巨人に出会ったときは
壁じゃないけど・・・二本の太くてドデカイ柱が目の前にそびえていたこともありました。

「壁・・・・壁は初めてです・・・でも巨大生物の可能性があります・・・調べてみますね」
カジュが右側にまわり込み、飛んで行きました。
 
カジュが飛ぶということは、あんまりありません。(月に行く時は飛ぶけどね)
インナーさんが移動していても、大体走りで何とかなることが多いので
飛ぶということは、このインナーさんの顔までが、かなり遠いということだと思いました。
 
回り込んだだけでは、さっぱり何も見えてこないので、カジュに上昇してもらいました。
上に上に・・・・鳥瞰図で引いて見ますと・・・
突然・・・アフリカに居るキリンのイメージがきました。(笑)
 
でも、下をみても首が長い感じはありません。
焦点を結びやすいように、一番思い浮かびやすい映像で
この大きな存在の種類を教えてくれたみたいです。
 
そう、この巨大なインナーさんは、角が一本後ろに伸びた
龍みたいな顔をした生き物・・・・・・麒麟だったのです。

麒麟は中国の一角獣で、四霊の中の一体です。
(方角を表す四聖獣じゃなくて・・・霊妙な四種の瑞獣の一体)
素晴らしく優しい獣で、どんな小さな生き物も殺さないように
必ず浮いて移動するという伝説をきいたことがあります。そして吉兆を呼ぶ獣。
 
瞳は深いルビーかガーネットのようなダークレッド、角が金色、タテガミは優しい乳白色。
首の辺りのウロコは緑なのですが時々、シラーが入ったみたいに紫に輝きます。
ものすごく・・・豪奢です。よくお聞きするとシュヴァーンさんは女性でした。
 
彼女は仙界住まいで、とても高い声で歌うらしく・・・ということは
もしかして人間より可聴域広く、大変耳が敏感で、聞こえがいいのかもしれません。
 
だから、はじめカジュのした仕草が「し〜」だったのかな?(カジュが今頷いています)
これは・・・がやがや行ってたら、遠くに逃げちゃってたのかもです・・・。(苦笑)
 
シュヴァーンさんの蹄は西洋のユニコーンと同じで、二つに割れていて・・・
以前ユニコーンの二本角(バイコーン)のインナーさんにお会いした時も
超巨大でした。(胴体が大カジュの膝に乗れるくらいの・・・!)
彼女も富士山くらいの大きさだということです。
 
現在ご本人さまが、シュヴァーンさんとの交流日記を書いてくださっています。→コチラ
 
セッションンの感想記事はコチラ→その1その2その3その4その5
遠路はるばる千葉から大阪までいらしてくださって、本当にありがとうございました。 
 
 
 
 
 
 
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